#26 なぜ就活を始めたのか
こんばんは。ちえりんです。
タイトルの通り、就活に追われていて、人事の方を意識した文章を書くのに疲弊してしまい、こちらに逃げて参りました。
ここなら、自分の書きたいことが書けるので。
さぁて、今日はここからが本題です。
どうして私が就活を始めたのか。
去年の今頃の予定では、2021年の年始はアメリカに留学している予定でした。
教員免許もとって、留学にも行くというスケジュールになると、5年通わないといけないから、教員になろうとならまいと就活はもう少し先のことって思ってた。
でも、2020年のGWあたりから留学に行けるか雲行きが怪しくなり、
夏休みに入るころには、出発できないことが決まっていたので、
就活始めなきゃなって思いました。
ここで、私のことを知ってる人は疑問に思うはず。
「あれ?教職とってるじゃん。学校の先生にならないの?」って。
現段階の結論から言うと、「NO」です。なりません。
中学時代、あんなになりたいと思ってた学校の先生だけど、今の自分の気持ちからすると、なれないなぁ、なりたくないなぁ…が本音です。
今日は、この経緯を少し書こうかなと思います。(自己分析もかねて)
2018年 教員免許を取りたいっていう思いで、今の大学に入学した。
今思えば、教育学部以外の学部で教員免許取りたいって思ったときから、
他の進路に対する憧れはあったのかもしれない。
1年の夏の集中講義で、外部講師の先生に「免許取るだけとって、教壇に立つ気がないなら、やめた方がいい」ってバッサリ言われたけど、その時は、是が非でも取ってやるって思ってた。
1年生の間は、「将来の夢 英語教諭」ってはっきり言えた。
1年生の春休み。オーストラリアに留学に行った。
オーストラリアでの留学生活を通して、ワーク・ライフ・バランスを大切にする生き方とか、自己研鑽のための時間を作ることとか、日本にはあまりない新しい価値観に触れた。
そこで、少し、自分の考え方が変わった。
「社会人になっても、学び続けられる人間でいたい。」
毎日の生活に忙殺されるのではなくて、帰宅後に家で本を読んだり、ジムに通ったりする時間が欲しいなって。
そう考えると学校の先生っていう仕事は少し難しいんじゃないか…
第一回目の気持ちの揺らぎみたいなものがここで私に生じた。
それから2年生になって、模擬授業とかを重ねる中で、教えるって楽しいっていう気持ちを再確認した。
一方で、塾のバイトでは、うまく教えることができないことがあった。さらに、担当する生徒が増えていく中で、「ちゃんとやってくる子とそうじゃない子で自分のやる気に違いがあること」に気づいてしまって。「あれ、私、先生になった時、生徒に平等に接することができるだろうか?」、「そもそも私が言ったことをやってくれない子にどう対応したらいいんだろう…?」っていう疑問がわいてきた。
この辺からちょっとずつ、先生になることへの疑問を持ち始める。
2020年、3年生。
4月 生徒進路指導論のオリエンテーション。先生に見せられたY県の求める教師像を読んで、「あぁ、私、こうはなれない」って思う。(一応、地元のものも読んでみたけど、やっぱりなれないって思った。)
それからもう一つ。
塾のアルバイトとか、実際に先生になった先輩のインスタのストーリーとかを拝見して、先生って、「自分の成長=生徒の成長」なんだ…って思ってしまう。
自分がどう動いたとしても、生徒が共鳴して成長しなきゃ、それは私の成長じゃないんだ…って。
今まで、自分の成績を上げるとか、TOEICの点数を上げるために自分が努力するとか、そういうことは得意だったけど、人に働きかけて、何かをさせるってすごく難しいことなんじゃ…って気づいてしまった。
だって、そもそも子どもたちに自分の思いを言葉だけで伝えるって、きっと難しいことだ。昔みたいに、暴力で子どもたちを支配するなんてできない。
そんなことを考えたとき、先生っていう仕事の魅力を、前ほど感じなくなった。少なくとも中学生のときみたいには。
こんなことを考えていた矢先の、コロナ禍。
報道の在り方、ニュースの重要性に気づく。
誰かが記者として、取材して報道しなければ、私たちは社会で起きていることを何も知ることはできない。
「知る」ってことは、「価値判断の材料を集めること」
報道=人々の価値判断の一端を担うもの っていう考え方をもつようになる。
こんな思いと小さいころからの憧れもあって、新聞記者になりたいって思うようになった。
だから、2020年8月 とりあえず、就活を始めてみた。
先週、初めて1社本選考のエントリーシートを出した。
正直、自信はない。
とりあえず就活を始めてみたはいいものの、6月までは留学に行ける可能性が残ってるし、留学に行けば23卒になってしまうし、なんとなく本気になり切れていないのが正直なところだ。
でも、私はやらなきゃいけない。
6月になって、留学にいけないことが決まってから就職先を探しても、きっと満足する会社は見つからない。
そこから大学院入試に向けて準備しても、失敗するのがオチだ。
コロナ禍で思い通りに行かないことも多いけれど、そこは臨機応変に対応しなくちゃならない。
留学に行けたとしても、行けなかったとしても、来年の春の私が笑ってますように。
ってなわけで、私が就活を始めた経緯でした!
ざっとこんな感じ。
もしも、これを読んだ学校関係者の方がいらっしゃったら、「先生ってこんなやりがいがあるよ」って教えてほしいです。
「先生」っていう仕事が嫌いになった訳でも、それに対する憧れが0になった訳でもないので。
最後になりましたが、コロナ禍の中で就活やっている22卒の皆さん、とりあえず、乗り越えましょう!
きっと未来は明るいはず!
ちえりん
2021.1.16 追記
先生にはならないけど、教員免許は欲しいので、教職課程は取り続けます😅
もしかしたら、いつかやっぱり教壇に立ちたいって思う日が来るかもしれないから。