#11 「フィンランド式の教育」を追い続けて見つけたもの
「フィンランド式の教育」を追い続けて見つけたもの
今日は、久しぶりに大学以外のセミナーに行ってまいりました。
こういう風に刺激をいっぱい受けられるっていいなと思いました。今日のお話の中から、心に残ったものを書き留めておきますね。
日本の中学生の勉強が進まない理由
- 本人の能力と問題のレベルが一致しない
- 解説が乏しい
- 先生の力量の差
「セミナーが終わった後に自分がどうなっていたらうれしいか」を考えながらセミナーを聞く。
先生が完璧すぎない
問いかけの4つのステップ
What? (を子どもたちから引き出す)⇒Why?(その子なりの理由を引き出す)⇒How?(方法)⇒What?(まず何からする?)
行動ベースに落とす問いかけをする
自分で考えて行動するきっかけを作る
言語化できないことは行動できない。
フィンランドの学校の先生は、子どもが幸せに生きることを一番に願っている
教育の目的は、幸せな自立
人の気持ちは伝染する。
対話の大切さ
対話=相手の意見を聞いて咀嚼して自分の意見を返す。そこから広げていく
会話=それぞれの意見を交換するだけ
今日のセミナーを通して考えたこと
今までは、セミナーに参加して、全部を吸収するっていう姿勢でいたけれど、自分に必要なこと、共感できるものだけ、ストックとして持って帰ればいいんだなって、気持ちが軽くなりました。加えて、「自分がこのセミナーの後どんな自分になっていたら最高か」を最初に考えておくと、聴く姿勢って全然違うなと実感しました。これは、日々の授業でも言えること。今日の講義で持って帰りたいものを意識すると、授業に対する姿勢ってかなり前向きなものになると思いました。
それから、フィンランドで教育に関わる人たちは、心から、子どもたちの未来の幸せを願っている様子が、ビデオからわかりました。子どもたちが子どもでいられる時間を大切にすること、子どもたちが自分のことを表現できる場所を作ってあげること…など、自分が今後、教員として働くうえで必要な姿勢を学ばせていただきました。
ビデオの中で、Public school are great.(公立校が素晴らしい)という言葉が出てきました。これを日本の公立校の先生が胸を張って言えるだけでも、日本の教育って変わってくるだろうなと思います。公立校の先生が、自分がやっている教育に自信を持てること。他者を尊重する、謙遜することが美徳である日本では難しいことかもしれないけれど、自分の仕事に自信をもってGreat!って言えるような先生になりたいなって思いました。
最後に、明日からの日常生活で私が気を付けたいこと!
それは、「対話を大事にすること」です。友達との会話の中で、もっと相手の話を自分で咀嚼して、自分の言葉を返していきたいです。自分の話をするのが苦手な私としては、少し勇気がいることかもしれないけれど、ただ相手の話を聞いて相槌を打つだけではなくて、その話を聞いて自分が思ったこと、自分が持っている知識との関連性など、広げ方を学びたい。どんな社会に出ても結局は、「人と人のコミュニケーション」だから。この基盤を大切に、人と人とをつなげられるような人間になりたいです。
講師の高坂翔輔さん、キラママ☆山口の皆さん、本日はありがとうございました!
今日のノートは、ひさびさに綺麗に取れたので!